就労ビザについて

日本留学後、日本で働くという選択

日本での留学は、日本語を学ぶことだけが目的ではありません。

日本語力を身につけ、専門知識や経験を積むことで、日本で働くという進路を選ぶことも可能です。

ただし、日本で働くためには仕事内容や学歴に合った在留資格(ビザ) が必要です。

このページでは、日本での就職を目指す外国人学生が、留学前から知っておくべきビザの種類や要件 を、分かりやすく説明します。

日本で働くには「就労ビザ」が必要です

留学ビザでは、日本でフルタイムで働くことはできません。 日本で就職するためには、留学ビザから就労ビザへ在留資格を変更する必要があります。 就労ビザの審査では、次の点が重要になります。

・どのような仕事をするのか

・学歴・専攻内容と仕事の内容が合っているか

・日本語で仕事ができるか

これらを総合的に判断して、在留資格が許可されます。

日本でよく使われる主な就労ビザ

■技術・人文知識・国際業務(技人国)

技術・人文知識・国際業務 は、専門知識を使って働く人のための就労ビザです。

 

主な仕事内容

ITエンジニア、システム開発 営業、企画、事務、マーケティング 通訳・翻訳、海外業務対応 など

主な要件

  • 大学・専門学校で学んだ内容と仕事の内容に関連性があること
  • 単純作業・現場作業のみの仕事は対象外
  • 日本語能力は N2程度以上が目安

専門職・オフィスワークを目指す学生に向いています。


■特定技能1号(すぐ働きたい人向け)

特定技能1号 は、日本で人手不足が深刻な分野で働くための就労ビザです。

 

対象分野

介護、建設、宿泊、外食、農業、製造業 など(16分野)

 

主な要件

  • 分野ごとの技能試験に合格 日本語試験(N4相当)に合格
  • 在留期間は 通算5年まで

※ 家族を日本に呼ぶことはできません。

 


■特定技能2号(長く日本で働きたい人向け)

特定技能2号 は、熟練した技能を持つ人向けの就労ビザです。

 

特徴

  • 在留期間の上限なし(更新可能)
  • 配偶者・子の家族帯同が可能(条件あり)
  • 日本語試験は制度上不要(実務では日本語力が重要)

※ 特定技能1号から 自動的に移行できるわけではありません。


項目 技人国 特定技能1号 特定技能2号
主な仕事 専門職・事務職 現場系 熟練技能
学歴との関係 強く必要 不要 不要
日本語 N2目安 N4相当 制度上不要
在留期間 更新制限なし 通算5年 上限なし
家族帯同 不可 可(条件あり)
 
留学から就職までの一般的な流れ

日本で就職するまでの流れは、次のようになります。

学校のサポートについて

当校では、日本での進学・就職を見据え、

  • 日本語教育

  • 進路・就職相談

  • 在留資格に関する基本的な情報提供

を行っています。在留資格の最終判断は出入国在留管理庁 が行いますが、学生が正しく準備できるよう、学校としてサポートします。

よくある質問(FAQ)

Q1. 日本に留学すれば、必ず日本で就職できますか?

いいえ。
日本語力、学歴、本人の努力、就職活動の結果によって決まります。

 

Q2. 日本語があまり話せなくても働けますか?

多くの仕事で、日本語力は必要です。
特に技人国では、業務に必要な日本語力が重視されます。

 

Q3. 留学中のアルバイト経験は就職に役立ちますか?

生活経験としては役立ちますが、
技人国の要件を満たす職務経験にはならない場合が多いです。

 

Q4. 特定技能は簡単に取れるビザですか?

いいえ。
技能試験や日本語試験に合格する必要があります。

 

Q5. 特定技能1号で5年働けば、2号になりますか?

なりません。
2号は、熟練した技能が確認された場合のみ取得できます。

 

Q6. 家族を日本に呼べるビザはありますか?

技人国と特定技能2号では、条件を満たせば可能です。
特定技能1号ではできません。

 

Q7. 永住できますか?

技人国や特定技能2号では、条件を満たせば永住申請が可能です。
特定技能1号だけでは永住できません。

まとめ

日本で働くためには、正しい情報を早く知り、計画的に準備すること が大切です。

日本留学や将来の進路について不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。